シアル酸
ノイラミン酸のアシル誘導体の総称。
2位がケト、3位がデオキシの九炭糖の総称。
動物のみ。植物には存在しない。天然に遊離の状態では存在せず、酸に不安定なαグリコシド結合物として存在する。
糖タンパク質やガングリオシドのヘテロオリゴ糖の非還元末端を占める。
30種類以上のシアル酸があり、アミノ基にアセチル基、グリコシル基、アシル基、水酸基にアシル基が転移したものがある。
アミノ基をもたないKDNを含めることもある。
細菌ではN-アセチルマンノサミンとホスホエノールピルビン酸から一段階で合成される。哺乳動物では、N-アセチルマンノサミン9-リン酸とホスホエノールピルビン酸からN-アシル
ノイラミン酸
5-アミノ-3,5-ジデオキシ-D-glycero-D-galacto-ノヌロン酸
天然にはアシル化誘導体(シアル酸)として存在する。