2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

コレステロールエステル輸送タンパク質

CETP 分子量約7万の糖タンパク質。 血漿リポタンパク質中のコレステロールエステルや、トリアシルグリセロールなどの非極性脂質、及びリポタンパク質表層のリン脂質をリポタンパク質間で輸送する活性をもつ。 血漿中では主に、コレステロールエステルをHDL…

LCAT

レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ EC2.3.1.43 ホスファチジルコリン(レシチン)の2位のアシル基をコレステロールの3位水酸基に転移する。 LCATは高密度リポタンパク質と結合し、HDL内のコレステロールをエステル化する。他のリポタンパク…

アポリポタンパク質

アポA 肝臓、小腸で合成される。 HDLの形成、LCATの活性化 アポB100 VLDLとLDLの形成、LDL受容体への結合 アポB48 小腸で合成される。キロミクロンの構造タンパク質。 アポC LCATの活性化(CI)、LPLの活性化(CII) アポE 主に肝臓で合成される。レムナント…

高エネルギー化合物

(生化学辞典第4版) ある化合物の中野特定の共有結合を加水分解する反応において、多量の自由エネルギーの現象が起こる場合、その化合物を高エネルギー化合物、下垂ブナ記を受ける共有結合を高エネルギー結合という。 化学的には、酸無水物(ATPなど)、ホ…