D-グルコサミン、D-グルクロン酸、L-イズロン酸からなる多糖のN-硫酸、N-アセチル、O-硫酸置換体。 ムコ多糖のうち、硫酸基を最も多く含む（２糖あたり３分子の硫酸基） 小腸や肺に多く、皮膚や胸腺などにも存在する マスト細胞でプロテオヘパリン（分子量10…

複数の膜貫通ドメインをもつサブユニットが集まりイオンチャネルを形成し、リガンドが結合すると受容体の構造が変化しイオンチャネルが開口する。 アセチルコリン受容体、グルタミン酸受容体、GABA受容体、グリシン受容体など、シナプスでのシグナル伝達に関…

Akt AKTの脂質結合部位のアミノ酸置換（グルタミン酸17からリシン）で乳がん、大腸がん、卵巣がんが報告されている。リン酸イノシチドと新たな水素結合を形成することでAKT1が活性化される。 Carpten et al. (2007) reported the identification of a somati…

Insulin receptor Short name=IR EC=2.7.10.1 Alternative name(s): CD_antigen=CD220 Cleaved into the following 2 chains: Insulin receptor subunit alpha Insulin receptor subunit beta Gene names Name: INSR Function インスリンの多様な作用を仲介…

Mitogen-activated protein kinase 1 Short name=MAP kinase 1 Short name=MAPK 1 EC=2.7.11.24 Alternative name(s): ERT1 Extracellular signal-regulated kinase 2 Short name=ERK-2 MAP kinase isoform p42 Short name=p42-MAPK Mitogen-activated prote…

およそ90アミノ酸残基からなり、シグナル伝達タンパク質に多く含まれるドメイン。通常は多のタンパク質のＣ末端配列を認識して結合する。 複数のPDZドメインをもつタンパク質は、複数の他のPDZドメイン含有タンパク質と結合する足場として巨大な複合体を形成…

IMMUNOPHILI サイクロスポリンＡやFK506などの免疫抑制剤の作用を媒介する生体内受容体タンパク質。 これらの免疫抑制剤は、カルシニューリンの活性を阻害することでＴ細胞の増殖を阻害している。 カルシニューリンはカルモジュリン依存性のホスファターゼで…

カルモジュリン依存性ホスファターゼ Serine/threonine-protein phosphatase 2B catalytic subunit alpha isoform EC=3.1.3.16 Alternative name(s): CAM-PRP catalytic subunit Calmodulin-dependent calcineurin A subunit alpha isoform Gene names Name:…

EGF receptor transactivation by G-protein-coupled receptors requires metalloproteinase cleavage of proHB-EGF-Nature 402; 884-888 (1999) Prenzel N et al Ｇタンパク質共役型受容体刺激によるEGF受容体のトランスアクチベーションの仕組み。 Activat…

mTOR 心房性ナトリウム利尿ペプチド cGMP依存性プロテインキナーゼ 核内受容体スーパーファミリー Wntシグナル経路 アセチルコリン受容体 Rasタンパク質 がん遺伝子 プロテインキナーゼＡ ホスホリパーゼ

Notch、およびDeltaはともに一回膜貫通型のタンパク質で、DeltaがリガンドとしてNotchにシグナルを伝える。 隣り合った細胞同士で、お互いの細胞外領域が相互作用し、Notchの細胞外ドメインが切断され、さらに細胞内領域も切り離され核内に移動し、細胞内領…

Natriuretic peptides A http://www.uniprot.org/uniprot/P01160 Alternative name(s): CDD-ANF Prepronatriodilatin Cleaved into the following 2 chains: Cardiodilatin-related peptide Short name=CDP Atrial natriuretic factor Short name=ANF Altern…

インスリン様増殖因子（IGF） プロインスリン類似のアミノ酸70個程度のポリペプチド鎖。IGF-1は成長ホルモン依存性。ソマトメジンＣと同じ物質である。 インスリン様増殖因子受容体 １型受容体はインスリン受容体によく似る。チロシンキナーゼドメインをもっ…

調節サブユニットと触媒サブユニットからなるヘテロ二量体。 血小板由来増殖因子やインスリンなどの刺激により活性化される。 SH2ドメインを介してチロシンリン酸化部位に結合して活性化される。 ホスファチジルイノシトール4,5-ビスリン酸をリン酸化し、ホ…

Cyclic AMP-responsive element-binding protein 1 Short name=CREB-1 / Short name=cAMP-responsive element-binding protein 1 Gene names CREB1 Function Phosphorylation-dependent transcription factor that stimulates transcription upon binding to…

低分子量GTP結合タンパク質。Ras homologyから命名された。 Rho GDI（GDP解離抑制因子）と結合し細胞質に不活性型として存在する。Rho GEFによりGTP型となり活性化される。 Rhoキナーゼ（ROCK）やmDiaを効果器としてアクチンフィラメントや微小管を制御し、…

Alternative name(s): Chemoattractant receptor-like 2 Flow-induced endothelial G-protein coupled receptor 1 Short name=FEG-1 G protein-coupled estrogen receptor 1 G-protein coupled receptor 30 GPCR-Br IL8-related receptor DRY12 Lymphocyte-d…

筋肉のトロポニンＣ、パルブアルブミン、の他、多くの細胞に存在するカルモジュリン、αアクチニン、カルパイン、カルシニューリンＢ、ホスホリパーゼCなどがある。 これらは、EFハンドと呼ばれるカルシウム結合部位（アスパラギン酸、グルタミン酸、イソロイ…

Inositol 1,4,5-trisphosphate receptor type 1 Alternative name(s): IP3 receptor isoform 1 Short name=IP3R 1 Short name=InsP3R1 Type 1 inositol 1,4,5-trisphosphate receptor Short name=Type 1 InsP3 receptor Function Intracellular channel that…

Ca2+ translocating ATPase 形質膜、小胞体膜に存在し、細胞質カルシウムイオンで活性化され、マグネシウムイオン存在下ATPを加水分解し濃度勾配に逆らってカルシウムイオンを能動輸送で細胞外あるいは小胞体内腔に運搬する。 形質膜型、小胞体型それぞれに…

N-末端の細胞外領域にC型レクチンドメインを持つ。P-（血小板）L-（白血球）E-（内皮）の三種類のセレクチンが知られている。 P-セレクチンは血小板以外に血管内皮にも発現している。白血球の受容体（P-セレクチン糖タンパク質リガンド１、PSGL-1）と結合す…