2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

細胞小器官

オルガネラ(organelle) 原核細胞と真核細胞のもっとも大きな違い。膜で囲まれた真核細胞に見られる細胞内区画のこと。 細胞膜 すべての細胞は形質膜で囲まれている。原形質に接して外界と細胞内部の境界をなす。脂質二重膜構造をもち、ほとんどの物質に対…

高エネルギー結合

加水分解にともなう標準自由エネルギー変化(∆Go')が-25kJ/molよりも大きな負の値を取る結合。

酸化還元電位

Eoを標準電極電位(標準酸化還元電位)という。ある酸化還元系について特有の値となる。他系を還元する力が強いほど、電位は低くなる。 相手電極として用いる標準半電池として、水素電極を用いて、その電位を便宜上0Vとする。 一気圧の水素ガスと平衡して…

リアーゼ

リアーゼが触媒する反応のタイプは6種類に分類できる カルボキシリアーゼ類 - カルボキシル基を付加あるいは脱離する。 アルデヒドリアーゼ類 - アルドール縮合およびその逆反応 ケト酸リアーゼ類 - ケト酸を基質または生成物とする縮合あるいは脱離反応 ヒ…

酸化と還元

酸化とは酸化される物質が電子を失う反応である。あるいは、水素を放出し、酸素を受容する。 還元はその逆。酸化反応が起こるとき、他方では還元反応が同時に進行する。

自由エネルギー

自由エネルギーは反応に伴い系が失うエネルギー(エンタルピー)と乱雑さの増加(エントロピー)の差し引き。 乱雑さの増加が勝っている(自由エネルギーは負の値)の場合、反応は自発的に進む。 標準自由エネルギー(∆Go) 濃度1M、温度25℃、圧力1atmのときの…

ATP合成酵素 ATP synthase

http://www.expasy.org/cgi-bin/nicezyme.pl?3.6.3.14 H(+)-transporting two-sector ATPase. ATP + H(2)O + H(+)(In) ADP + phosphate + H(+)(Out)

立体異性体(Stereoisomer)

分子を構成する原子間の結合様式はどれも同じで、原子間の結合順序に変わりはないが、空間的な原子配置が異なる2つ以上の化合物群のこと。 鏡像関係にあるもの(対掌体、エナンチオマー;enantiomer) 鏡像関係にないもの(ジアステレオマー;diastereomer …