2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
メチオニンアデノシルトランスフェラーゼの反応によりATPとL-メチオニンから生ずる。 ATP + L-methionine S-adenosylmethionine + Pi + PPi メチオニンの側鎖メチル基を供与体とするメチル基転移反応に先立ち、高エネルギーのメチルスルホニウム結合を形成す…
ミオキナーゼ。EC2.7.4.3 マグネシウムイオン存在下に2分子のADPとATP+AMPの変換を行う。動物の骨格筋にあるものをミオキナーゼという。 生理的に2つの意義がある。すなわち、 エネルギー消費時にADPからATPを再生する。 エネルギー産生系の律速酵素に対す…
条件的嫌気性生物。 酸素存在下でも生育できる嫌気性生物のこと。 酸素の有無にかかわらず発酵:乳酸菌 嫌気発酵と好気呼吸を使い分ける:大腸菌、酵母 嫌気呼吸と好気呼吸を使い分ける:多くの脱窒細菌 好気呼吸、嫌気呼吸、発酵全てを使い分ける:緑膿菌 …
glucose transporter; GLUT 12回膜貫通型タンパク質。 生体膜を横切って糖の輸送をおこなう。動物細胞では促進拡散系とナトリウム依存性能動輸送の系が知られている。 GLUTファミリー 促進拡散の系では、GLUTファミリーとして13種類が知られている。大部分は…
促通拡散ともいう。 生体膜を回する受動輸送の形式の一つ。 特異性、濃度飽和性、濃度差依存性を特色とする。膜に存在する担体(輸送体)に仲介される点で、単純拡散と区別される。 濃度勾配に従って輸送されるが、担体の特異性が高く、濃度差による輸送速度…