基礎

酸化と還元

2つの物質間に電子の授受が起こる反応。 酸化と還元は相伴って起こる。一方が酸化されると他方は還元される。 有機分子では電気的陰性度に差がある共有結合では陰性度の大きい原子が電子を保っているとして酸化数を考える。 CH4 + Cl2 ---> CH3Cl + HCl 炭…

ポルフィリン

porphyrin 環状テトラピロールで、4個のピロール環が4個のメチン橋(-CH=)により閉環した環状化合物とその誘導体の総称。 無置換体のポルフィリンの2つのNHから2個の水素イオンが取れて生じる2価陰イオンが平面4配位子を与え、金属元素と錯体を形成し…

テトラヒドロビオプテリン

補酵素としての機能を持つ非抱合型のプテリン。フェニルアラニン、チロシン、トリプトファンのヒドロキシ化反応で電子供与体となる。 プテリン 2-アミノ4-オキソプテリジン

等電点pI

アミノ酸の様な両性電解質において、共役塩基がともにイオン化し、総電荷が0(等イオン形)となるpHを等電点という。 等イオン形の両側にある2つのpK値の中間の値として求められる。

白血球の分類

顆粒球 好中球(強い殺菌、貪食能をもつ)、好酸球(アレルギー反応の制御をおこなう,貪食能は弱い)、好塩基球(大型の顆粒にヒスタミン、ヘパリンなどを含む)。(染色性の違いで分ける) リンパ球 小型。細胞性免疫に関わるT細胞。液性免疫はB細胞、自…

酸化と還元

酸化とは酸化される物質が電子を失う反応である。あるいは、水素を放出し、酸素を受容する。 還元はその逆。酸化反応が起こるとき、他方では還元反応が同時に進行する。

アミド

オキソ酸とアンモニア、アミンが脱水縮合したもの。 カルボン酸アミドのことを指す場合が多い。 出来る結合をアミド結合という。 アミノ酸同士がアミド結合を作って重合する場合は、ペプチド結合とよぶ。 アミン アンモニアの水素原子の1つ以上を炭化水素基…