2010-09-02から1日間の記事一覧

アスコルビン酸

AsA 抗壊血病効果を持つ酸という名前の由来(anti-scorbutic acid) 生体では3位の水酸基が解離し、モノアニオンとなっている。 さらに一電子引き抜きによりモノデヒドロアスコルビン酸ラジカルに酸化され、さらに不均化反応によりデヒドロアスコルビン酸と…

ドーパミンβ-モノオキシゲナーゼ

ドーパミンβ-ヒドロキシラーゼ EC1.14.17.1 ドーパミンの側鎖β位をヒドロキシ化し、ノルアドレナリンを生ずる。 副腎髄質、交感神経終末、脳、精のう、心臓に存在する。細胞内ではクロム親和性顆粒内に膜結合性または可溶性タンパクとして存在し、カテコール…

酸化と還元

2つの物質間に電子の授受が起こる反応。 酸化と還元は相伴って起こる。一方が酸化されると他方は還元される。 有機分子では電気的陰性度に差がある共有結合では陰性度の大きい原子が電子を保っているとして酸化数を考える。 CH4 + Cl2 ---> CH3Cl + HCl 炭…

酸素ラジカル

酸素の誘導体である活性酸素で、スーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシルラジカルなどがある。 過酸化水素は不対電子を持たない。