カルシウムイオン輸送性ATPアーゼ

Ca2+ translocating ATPase
形質膜、小胞体膜に存在し、細胞質カルシウムイオンで活性化され、マグネシウムイオン存在下ATPを加水分解し濃度勾配に逆らってカルシウムイオンを能動輸送で細胞外あるいは小胞体内腔に運搬する。
形質膜型、小胞体型それぞれに多数のアイソザイムが存在する。
ともに10回膜貫通型タンパク質である。、細胞質領域に、ヌクレオチド結合、リン酸化、調節のドメインが存在する。
形質膜型は細胞質側のC末端にカルモジュリンが結合して活性化される。