シンターゼとシンテターゼ

シンターゼ(synthase)
酵素命名法で合成反応の性格を強調すべき反応を触媒する酵素に対して使用を認めている。主にEC4群のリアーゼの逆反応として付加が重要と見なされる酵素に与えられる。
シンテターゼ(synthetase)
ピロリン酸結合の開裂に共役して2つの分子を結合させる酵素の総称。EC6群。

日本語ではともに合成酵素
かつては厳密に区別されていたが、どちらもシンターゼと呼んで良い。EC6群でもシンターゼの名を持つものがある。但し、シンテターゼはEC6群のみである。