プラズマローゲン

エーテルリン脂質のひとつ。
ジアシル型リン脂質と類似の構造をもつが、1位に脂肪鎖がビニルエーテル結合している。エタノラミンをもつものが最多。(エタノラミンプラズマローゲン)他にセリン、コリンなどもある。
脳、心臓、好中球、マクロファージに多い。
2位の脂肪酸は不飽和のものが多い。
ビニルエーテル結合は酸に不安定で、アルデヒドとリゾリン脂質を生じる。
生物学的意義については良く分かっていない。