SHドメイン

SrcホモロジードメインSrcキナーゼファミリー間の相同性の高い部位の構造を言う、

SH1

キナーゼドメイン

SH2,SH3

各々100, 70アミノ酸。がん遺伝子産物v-CrkやホスホリパーゼCγ1にSH2,SH3ドメインが見出されている。他に多くのがん遺伝子やシグナル伝達に関与するタンパク質に見出されている。

酵素活性をもつもの
PLCγ1, rasGAP、Src、PI3Kなど
酵素活性をもたないアダプタータンパク
Crk, Nck, Ash/Grb-2

SH2ドメインチロシンリン酸化部位を含むアミノ酸配列に結合する。
SH3ドメインは10アミノ酸程度のプロリンに富む配列に結合する。

src遺伝子産物

分子量6万のチロシンキナーゼp60srcをコードしている。繊維芽細胞のがん化の開始と維持に関与する。