生化1

原核生物と真核生物

(ヴォート基礎生化学2版) 生物は細胞を携帯の単位としている。細胞は、DNAを膜で囲った核をもつ真核細胞(eukarryotic cell)と核をもたない原核細胞(prokaryotic cell)に分けられる。 原核生物は、いろいろな形の最近で、構造は比較的簡単で単細胞生物…

モチーフ

種々のタンパク質のアミノ酸配列中に認められる小さい構造部分を指す。 アミノ酸配列が特徴的なパターンをもち、局所的に保存されたアミノ酸配列のブロックを「配列モチーフ」と呼ぶ。あるモチーフは共通した機能を持つタンパク質に共通して見出され、機能の…

糖転移酵素

トランスグリコシダーゼ、グリコシルトランスフェラーゼ グリコシル基(主に単糖単位)を含む供与体から受容体へグリコシル基を転移する。 G-R + A G-A + R 供与体、受容体双方に高い特異性をもつ。 供与体は糖ヌクレオチドが多く、UDP, GDP, dTDP, CDPなど…

アミノ基転移酵素

アミノトランスフェラーゼ、トランスアミナーゼ アミノ酸のアミノ基を2-オキソ酸に転移し、各々に相当する2-オキソ酸とアミノ酸を生ずる反応。EC2.6.1群。 補酵素としてピリドキサール5'-リン酸(またはピリドキサミン5'-リン酸)を必要とする。 反応の平衡…

酸素ラジカル

酸素の誘導体である活性酸素で、スーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシルラジカルなどがある。 過酸化水素は不対電子を持たない。

細胞小器官

オルガネラ(organelle) 原核細胞と真核細胞のもっとも大きな違い。膜で囲まれた真核細胞に見られる細胞内区画のこと。 細胞膜 すべての細胞は形質膜で囲まれている。原形質に接して外界と細胞内部の境界をなす。脂質二重膜構造をもち、ほとんどの物質に対…