促進拡散

促通拡散ともいう。
生体膜を回する受動輸送の形式の一つ。
特異性、濃度飽和性、濃度差依存性を特色とする。膜に存在する担体(輸送体)に仲介される点で、単純拡散と区別される。
濃度勾配に従って輸送されるが、担体の特異性が高く、濃度差による輸送速度の増加は飽和し最大速度に達する。