自由エネルギー

自由エネルギーは反応に伴い系が失うエネルギー(エンタルピー)と乱雑さの増加(エントロピー)の差し引き。
乱雑さの増加が勝っている(自由エネルギーは負の値)の場合、反応は自発的に進む。

標準自由エネルギー(∆Go)
濃度1M、温度25℃、圧力1atmのときの標準状態における自由エネルギー変化。
生体系の便法による自由エネルギー(∆Go')
反応に関与する水の活量を1、水素イオン濃度はpH=7とし、その時に存在するイオン種などの総濃度とする。気体が関与する場合は大気中の分圧を標準状態とする。