2012-03-20 膜貫通受容体 細胞表面受容体に属する。生体の脂質二重層を貫通するドメインをもつ。膜貫通ドメインは20個程度の疎水性アミノ酸のクラスターからなる疎水性領域がαヘリックス構造となり膜を貫通する。 両側性膜タンパク質(膜貫通部位が1カ所)と、多側性膜タンパク質(III型)に分類される。 両側性膜タンパク質のうち、I型はN末端が細胞膜の外側、II型はC末端が細胞膜の外側に向いている。 インスリン受容体はI型、トランスフェリン受容体はII型、7回膜貫通型はIII型である。 シグナル伝達機構の違いによる分類 Gタンパク質共役型受容体 イオンチャンネル型受容体 酵素連結型受容体