2009-07-28から1日間の記事一覧

イソプレニル化タンパク質

タンパク質のC末端システインのSH基にファルネシル基またはゲラニルゲラニル基がチオエーテル結合でつながる。タンパク質を細胞膜につなぎ止めるアンカー機能を持つ。 イソプレニル化されるタンパク質のC末端にはCys-Ala-Ala-X-COOHという共通構造があり、…

ミリスチン酸

炭素数14の飽和脂肪酸。タンパク質のN末端に結合することをN-ミリストイル化という。翻訳時修飾により結合する。

ADPリボシル化

NAD+のADPリボース部分がタンパク質に転移されるタンパク質の修飾反応。 モノADPリボシル化は塩基性アミノ酸とN-グリコシドまたはシステインとS-グリコシド結合を作り可逆的。 ジフテリアトキシン、コレラトキシンはペプチド鎖伸長因子2(EF-2)をADPリボシ…

アセチルコリン受容体

ムスカリン受容体(mAChR) 7回膜貫通型Gタンパク質共役型受容体である。よく似た5つのサブタイプに分けられる。 ムスカリンで刺激される受容体は平滑筋や腺組織など、副交感神経支配器官における刺激作用を発現する。副交感神経節後繊維末端シナプスのシ…