グリオキシル酸回路

植物、一部の微生物がもつ、クエン酸回路の短絡路。
イソクエン酸からグリオキシル酸を経由してアセチルCoAを取り込んで、コハク酸とリンゴ酸を生ずる。Ⅰ分子のイソクエン酸からアセチル基の同化により二分子のクエン酸回路構成因子を生ずることから、アセチルCoAを糖新生の原料として使うことが出来る。
反応はグリオキシソームで起こるが、動物にはない。