酸化ストレスマーカー

DNP; 2,4-dinitorophenylhydrazine

構造

中でもタンパク質のカルボニル化修飾は、よく研究されている酸化損傷生成物の一つであり、酸化損傷の鋭敏なバイオマーカーの一つ(中略)
カルボニル化タンパク質の測定には、従来からジニトロフェニルヒドラジン(dinitrophenylhydrazine: DNP)との反応を利用した比色法やHPLC法が 用いられてきましたが、必要なサンプル量が多いなどの問題がありました。本キットはサンプル中に含まれるカルボニル化タンパク質をDNPと反応させた後、 DNPが結合したタンパク質に特異的な抗体を用いることで、高感度にカルボニル化タンパク質を測定することができます。