CDスペクトルとタンパク質の構造

200-250nmのスペクトルによりタンパク質の二次構造に関する情報が得られる。
222nmにおける楕円率からαへリックスの含量を推定できる。
218nmにピークがある場合、βシートの存在を示唆する。

熱変性測定

温度変化に伴うCDを測定することで、タンパク質の熱安定性に関する情報が得られる。一般に222nmで測定する。
横軸に温度、縦軸にCD値をとる。
低温値と高温値の半分の値を取る温度を変性温度(Tm)と呼ぶ。