ユビキチンリガーゼ

ユビキチン連結酵素
ユビキチン結合酵素(E2)と標的タンパク質の2つの結合部位を持ち、E2から標的タンパク質へユビキチン化を触媒する。
E1、E2と共同で、タンパク質をユビキチン化しする翻訳後修飾系。
ポリユビキチン化された標的タンパク質は26Sプロテアソームにより分解される。
ヒトゲノムには1000種類に及ぶユビキチンリガーゼが存在すると推定されている。
ユビキチンリガーゼは、時空間的に選択的かつ特異的に標的タンパク質を識別して、E2からのユビキチン不可を触媒するゆえに、ユビキチン型の中核をなす分子である人考えられる。
構造上、HECT型、RING型に大別される。
HECT型は、単量体として機能し、E2からユビキチン分子を活性中心に転移した後に標的タンパク質に付加する。
RING型は単量体、他量体として機能するモノが存在する。リングフィンガーモチーフでE2と結合して活性化し、標的タンパク質へユビキチンを付加する。