キサンチンオキシダーゼ

ヒポキサンチンからキサンチン、さらに尿酸を生ずる二段階を触媒する。酸素を還元し、過酸化水素及びスーパーオキシドを生ずる。
ほ乳類以外ではNAD+を還元するので、キサンチンデヒドロゲナーゼと呼ばれる。(実際にはほ乳類もNAD+を補酵素としてキサンチンデヒドロゲナーゼ活性を示すが、翻訳後修飾によりオキシダーゼ活性を示すようになったと考えられている)
分子量30万の二量体。単量体当たりモリブドプテリン1個、非ヘム鉄2個、FADⅠ分子を含むフラビンタンパク質。肝臓、小腸、乳汁に多い。