2009-11-23から1日間の記事一覧

メチルコバラミン

コバルトの上方(β)配位子としてメチル基が結合しているもの。 ビタミンB12の補酵素型の1つ。 コバラミンが還元酵素で還元されたのちにメチルトランスフェラーゼでS-アデノシルメチオニン、5-メチルテトラヒドロ葉酸をメチルドナーとしてメチル基が転移す…

アデノシルコバラミン

ビタミンB12の補酵素型。 コバラミンが還元酵素で還元されたのちにアデノシルトランスフェラーゼによりATPによりアデノシル化される。 分子内にコバルト−炭素σ結合をもつ有機コバルト化合物。光に対して不安定。 メチルマロニルCoAムターゼなど、水素移動を…

脱炭酸反応

デカルボキシラーゼともいう。 カルボン酸のカルボキシル基を炭酸として離脱させる反応を触媒する。 酸化的脱炭酸反応を行うもの(EC1.1.1)と、そうでないもの(EC4.1.1)の2群に分けることが出来る。 酸化的脱炭酸反応 NAD(P)+依存性の脱水素と同時に脱炭…