2008-10-14から1日間の記事一覧

水酸化酵素(ヒドロキシラーゼ)

分子状酸素を利用し、有機化合物をヒドロキシ化する。酸素分子はNAD(P)等の補酵素と基質を同時に酸化し、酸素分子中の原子の一方が基質に取り込まれる。 様々な分子の合成反応、解毒、修飾をおこなう。

モノオキシゲナーゼ

一原子酸素添加酵素。 一原子の分子状酸素を基質に導入する反応を触媒するオキシゲナーゼの一種。 酸素分子のうち、一原子は水素を受容して水となり、もう一方は基質に取り込まれる。水素供与体としてNAD(P)H、アスコルビン酸など。フラビン、プテリジン、銅…

酸化酵素(オキシダーゼ)

酸素を電子受容体として基質を酸化する。 酸素は水、または過酸化水素に還元される。 反応生成物に取り込まれる場合はオキシゲナーゼ(酸素添加酵素)として区別することが多い。 フラビン、金属イオン、ヘムなどを含む。 好気生物の酸化による物質の獲得或…

酸化還元反応

反応の過程で、電子の授受がある反応を指す。 酸化と還元は常に共役する。以下の半反応に分割して記述することが出来る。 酸化 電子を放出する 還元 電子を受容する 酸化数(oxidation number) 単体中の原子の酸化数は0(Cu, O2, H2はいずれもゼロ) 単原…

酸化還元酵素

EC分類 CH-OHに対して酸化 アルデヒド、ケトンに対して酸化 CH-CHに対して酸化 CH-NH2に対して酸化 CH-NH結合に対し酸化 電子供与体の基質特異性が低い物? 上記以外の窒素化合物が電子供与 含硫化合物が電子供与 ヘムが電子供与 ジフェノール類縁体が電子供…