反応の過程で、電子の授受がある反応を指す。
酸化と還元は常に共役する。以下の半反応に分割して記述することが出来る。
- 酸化
- 電子を放出する
- 還元
- 電子を受容する
酸化数(oxidation number)
- 単体中の原子の酸化数は0(Cu, O2, H2はいずれもゼロ)
- 単原子イオンはイオンの電荷と等しい(Cu2+は+2)
- 電荷をもたない化合物の構成原子の酸化数の総和はゼロ(CuOは酸素-2,Cu+2)
- 複数の原子よっりなるイオンは核原子の酸化数の総和はイオンの電荷に一致(SO42-で硫黄は+6)
- 特例を除き、原子の酸化数は2ずつ変化する
- 化合物中の酸素原子の酸化数は-2(過酸化物では例外的に-1)
- 化合物中の水素原子の酸化数は+1(金属水素化合物は例外的に-1)