JNK

MAPキナーゼファミリー分子の1つ。

  • c-Jun N-terminal Kinase
  • SAPK (stress-activated protein kinase)
  • 紫外線、熱ショック、高浸透圧、タンパク質合成阻害などのストレス、TNF-α、IL-1など炎症性サイトカインによって活性化される。
  • ストレス応答、細胞の生存、アポトーシス・サイトカインの誘導に重要な役割を果たす
  • 哺乳動物で3つのアイソフォームが存在し、JNK1/2は普遍的に存在し、JNK3は主に神経に局在する。
  • JNKはMAPKK4/7により活性化される
  • 活性化されたJNKは転写因子c-JunのN末端のセリンをリン酸化し、c-Jun依存性の遺伝子転写を活性化する