MAPキナーゼ

  • インスリン、細胞増殖因子や発がんプロモーターの刺激によって活性化されるセリン・トレオニンキナーゼとして見出された。
  • 酵母、植物、高等動物など、真核生物に普遍的に存在する。
  • 当初はMicrotubule-associated protein 2(MAP2)とを基質とするキナーゼという意味でMAP2キナーゼと呼ばれていたが、現在はMitogen-activated protein kinaseの略でMAPキナーゼで定着している。
  • 単量体の触媒サブユニットからなる。ほ乳類では古典的MAPキナーゼ(ERK1/2)とそれの類縁遺伝子によるJNK、p38、等が同定され、ファミリーを形成している。