ケト−シス

飢餓状態、または糖尿病で糖質の利用が不十分な状態で、脂肪酸の異化が亢進し、ケトン体の生成が促進される。ケトン体は酸性なので、アシドーシスとなる。
血液のpHを維持するために過剰の水素イオンを尿中に排泄し、同時にナトリウム、カリウム、リン酸、水も排泄され、深刻な脱水状態となる。糖尿病で糖の利用が妨げられている場合、生命が脅かされる。