酸化ストレス

Regulation of redox signaling by an electrophilic cyclic nucleotide

J. Biochem 2013, 153(2):131-138 Introduciton 好気生物は代謝に酸素分子の化学的反応性を活用している。 ROSとは ROS毒性説 ROSが様々な疾患の病態に係わるが、抗酸化剤は期待されるほど有効で無い ROS産生系として、NoxとDuox ROSシグナル伝達の仕組み RO…

パラオキソナーゼ

有機リン酸の加水分解に関与する。 活性の分布に地域差がある。遺伝子多型が知られている。PON1~3のが知られている。 PON1 肝臓で合成されHDLとともに血液中に放出される。抗酸化物質。LDLの酸化を抑制する。炎症や血清酸化LDL濃度によって影響される。 PON2…

ミエロペルオキシダーゼ

多核白血球の顆粒内に存在するペルオキシダーゼ。緑色。 強塩基性タンパク質で、等電点は10.2。 塩素を酸化し次亜塩素酸HOClを生ずることで、殺菌的に働く。 欠損症は常染色体劣性遺伝。食菌能は正常だが、殺菌できない。感染症を伴うことがあるが、多くは無…

グルタチオンシンターゼ

EC 6.3.2.3 4-L-グルタミル-4-システイン + グリシン + ATP グルタチオン + ADP + Pi

グルタミン酸−システインリガーゼ

グルタチオンシテターゼI EC 6.3.2.2 グルタチオン合成の第1段階を触媒する。 L-グルタミン酸 + L-システイン + ATP γ-L-グルタミル-L-システイン + ADP + Pi Mg2+が必須。グルタチオン合成の律速段階。 大小2つ(7.3万と3.1万)のサブユニットからな…