サテライトDNA

DNAを塩化セシウム中で平衡密度勾配遠心を行うと、GC含量に応じて特定の密度にバンドを形成する。主要な核DNAのバンドから別れた小さなバンドが現れることがあり、サテライトDNAと呼ぶ。
ヒト核DNAの1%程度に相当する高度に反復した配列がクラスターを作り、セントロメアテロメアの周辺に局在していると考えられる。(数百ヌクレオチドと単位とする大型の反復配列で、セントロメアテロメア領域に局在する)

ミニサテライトDNA

小型のサテライトDNAである。染色体に散在する縦列反復配列。10-50塩基程度の単位で反復する。超可変性をもち、多くの対立遺伝子をもっている。