2013-01-01から1年間の記事一覧

幹細胞

分化した細胞の大部分は次々と交替する必要があるが、自らは分裂できない。(赤血球、表皮、腸粘膜上皮の吸収細胞、杯細胞など最終分化した細胞) 分裂する少数の幹細胞(stem cell)から生じる増殖性の前駆細胞から最終分化細胞は作られる。 幹細胞の増殖性…

挿入配列

転移性遺伝因子のひとつ。原核生物のゲノム、プラスミドなどの中、間を移動する。トランスポザーゼと両末端の逆方向反復配列が存在するが、それ以外の遺伝的マーカーを持たない。 転移を受けた遺伝子は不活性化される(挿入変異という)

CDC20

cell division cycle protein 20 homolog; p55CDC Function APC/Cのユビキチンリガーゼ活性と基質特異性に重要。MAD2L1と複合体を作りネガティブな調節を受ける。 Required for full ubiquitin ligase activity of the anaphase promoting complex/cyclosome…

ホルミル基転移

ホルミル基の転移反応で、いわゆるC1転移の一種(one carbon transfer) プリン塩基の生合成、N-ホルミルメチオニルtRNA合成に重要

葉酸

5-メチルテトラヒドロ葉酸 メチオニン生合成などのメチル基転移反応に関与する。 体内で葉酸は5−メチルテトラヒドロ葉酸の形で貯蔵、輸送される。 5-ホルムイミノテトラヒドロ葉酸 5-ホルミルテトラヒドロ葉酸 ヒスチジン代謝でC1単位の転移反応に関与する。…

システインプロテアーゼ

活性中心にシステインのチオール基が存在するプロテアーゼ。 最適pHは3-8。ヨード酢酸などSH基阻害剤で容易に失活する。ロイペプチン、アンチパイン、なども阻害剤となる。 植物細胞では、パパイン、フィシン、ブロメライン、動物ではカテプシン、カルパイン…

中間径フィラメント

Intermediate filament ひっぱりに強く、細胞を引き延ばすような外力から細胞を守る。平滑筋で最初に見つかったときに、直径が細いアクチンフィラメントと太いミオシンフィラメントの中間だったことに因む。 3種類の細胞骨格繊維のうち、もっとも丈夫で耐久…

xanthine oxidase

Reaction: xanthine + H2O + O2 = urate + H2O2For diagram of reaction, click hereGlossary: 4-mercuribenzoate = (4-carboxylatophenyl)mercuryOther name(s): hypoxanthine oxidase; hypoxanthine:oxygen oxidoreductase; Schardinger enzyme; xanthine …

ミエロペルオキシダーゼ

myeloperoxidase EC 1.11.2.2. 5つのポリペプチド鎖よりなる。 多核白血球で宿主の防御機構の一翼を担う。多くの微生物に対する抗菌活性を示す。MPOは次亜ハロゲン酸(生理的条件では次亜塩素酸)を生じ、他の毒性の高い中間体とともにPMNの抗微生物活性を…