2009-11-18から1日間の記事一覧

α-L-イズロン酸

デルマタン硫酸、ヘパラン硫酸、ヘパリンなど、ムコ多糖の構成成分である。N-アセチルグルコサミンとα1-4結合、N-アセチルガラクトサミンとα1-3結合し、イズロニダーゼにより加水分解される。この酵素の欠損はハーラー症候群と呼ばれる。

デキストラン

α-1,6-グルカン。 全てD-グルコピラノース残基よりなる。1位のアノマー炭素の配置によりαグルカンとβグルカンに別れる。αグルカンにはα1-4結合、α1-3結合、α1-6結合のものがある。 グルカン グルコースにより構成される多糖の総称。

フェーリング反応

還元性物質の検出に用いる。暖めると酸化銅の赤色沈殿が生ずる。

変旋光

単糖のアノマーにおいて選好度が自動的に変化する現象。αとβアノマーの比率の変動によって選好度に変化が見られる。両者が平衡に達すると旋光度は一定となる。

トレンス試薬

アンモニア性硝酸銀水溶液。酸化剤であり、アルデヒドで銀が還元されガラス面に銀鏡をつくる。