PAMP's
pathogen associated molecular patternsをパターン認識受容体（PRR's: pattern recognition receptors）が認識することで、感染初期の生体防御機構として成り立つ。ウイルス感染では、ウイルスゲノムや転写されたRNAがPAMPとして細胞内外のPRRに認識され、免疫機構が動き出す。インターフェロンは受容体を介してIFN誘導遺伝子を発現させ、細胞内で翻訳抑制、RNA分解を介して抗ウイルス作用を現す。
RLRs
RIG (retinoic acid inducible gene 1)-like receptorsにより細胞内のウイルス由来非自己RNAが認識するパターン認識受容体のひとつ。
RLRがウイルスRNAを認識し、IFN産生誘導に至るシグナル伝達機構が明らかになっている。
細胞内では、SG（ストレス顆粒）にRLRとウイルスRNAが集積する
