卵子形成

卵子形成は胎生期に始まる。
卵子は卵原細胞から形成される。胎生3〜4ヶ月まで卵原細胞は分裂成長し、一次卵母細胞になる。多くの細胞は第一減数分裂前期の状態に入っている。
胎生期に作られる数百万個の卵原細胞のほとんどは退行し、約400個の一次卵母細胞が成熟して排卵に至る。月に一個の卵子排卵されるが、排卵直前に卵母細胞は第一減数分裂を完了し、二次卵母細胞となる。(二次卵母細胞は一次卵母細胞の細胞質と細胞小器官のほとんどを受け継ぎ、卵、卵子と呼ばれるようになる。分裂したもう一方は第一極体と呼ばれる)
第2減数分裂排卵後すぐに進行し、分裂中期で一旦停止するが、受精が行われると第2分裂が完了し、第二極体を生じる。