- R型の肺炎双球菌は毒性が低い。
- S型の菌体成分はR型に毒性を与える。
- S型の菌体成分を注入したマウスは生存する。
- S型の菌体成分をタンパク質分解酵素処理するとR型は形質転換する。
- S型の菌体成分をDNA分解酵素で処理するとR型の形質転換が起こらない。
- 正解:
- e)
- 解説:
- Averyが行った形質転換実験で、遺伝物質がDNAであることの証明は、DNA分解酵素が形質転換を阻害した事実である。それ以外の選択肢は内容としては正しいが,DNAの関与を証明する訳ではない。最終的な証明はHersheyとChaseによるブレンダー実験によりなされた。
- 資料:
- 講義資料P3